フリップカート 、ムンバイで「Supermart」を正式スタート

米小売チェーン「ウォルマート」傘下で、インドEコマース大手の「Flipkart」が2019年5月8日、グロサリー(食料雑貨)分野でのシェア拡大を目指し、オンライン・グロサリー・プラットフォーム「Flipkart Supermart」をムンバイで正式にスタートさせた(ソフトローンチは今年2月)。

「Flipkart Supermart」は昨年、バンガロールを拠点に正式にスタート。バンガロール以外にもすでにチェンナイ、ハイデラバード、デリーの4都市で展開されており、ムンバイは5都市目となる。

同社は配送センターをビワンディ(ムンバイ北東50kmにある都市)に設立済みで、ムンバイほぼ全域(85〜90%)でサービスを提供する。同センターから自社ブランドを含む600〜700のブランド、合計1万種類に及ぶ商品が配送されるという。

インド最大の小売カテゴリであるグロサリーの市場規模は4000億ドル(約44兆円)と算出されている。しかし、Eコマースが占める割合はわずか0.5%で、「Flipkart」がグロサリー事業を伸ばそうとするのは至極当然の流れだ。また、同事業は「ウォルマート」の得意分野でもあり、同社が有するリソースを共有できる利点もある。

「Flipkart」でグロサリー事業トップを務めるManish Kumar氏は「グロサリーは電子商取引に大きな成長をもたらす。しかし、電子商取引の観点からすると、同事業はもっとも難しいカテゴリのひとつでもある。我々はグロサリー・サプライチェーン構築に専念する」と述べ、同社のグロサリー事業が過去1年間で飛躍的な成長を遂げたことをアピールした。

さらに「グロサリーを購入する顧客が、ほかの商品を買うために(Flipkartの)プラットフォームを利用してくれる。グロサリー事業はプラットフォームに良い影響を与え始めている」とし、牛乳のデリバリーサービスも検討しているという。

「Flipkart」のサイト(デスクトップ版)では、トップページ右に「Supermart」へのリンク画像が見られる

なお、現時点では「Supermart」のアプリは提供されておらず、消費者は「Flipkart」のAndroid、iOS向けアプリから「Supermart」にアクセスができるようになっている。「Amazon」は同様のサービスを「Prime Now」アプリを通じて提供しているが、「Flipkart」はどうやら異なる戦略を取るようだ。

written by 編集部

関連リンク
https://www.business-standard.com/article/companies/starting-with-bengaluru-flipkart-to-foray-into-grocery-biz-with-supermart-118080900034_1.html

https://www.latestly.com/technology/flipkart-launches-online-grocery-store-supermart-in-mumbai-827749.html

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