バンガロール・テックサミット2018【展示会レポート】

11月29日〜12月1日の3日間、バンガロール・パレスで21回目となる「Bengaluru Tech Summit」が開催された。現地の様子をレポートする。

日時にも寄るだろうが、会場は広く、そこまで混雑してはいなかった。ゆっくりと会場を回ることができ、スタートアップや大企業の各ブースでは、丁寧に話を伺うことができた。

当日までに公式サイトで登録を済ませておくと、専用レーンから入場できる。未登録の場合でも、会場の専用用紙に名前、電話番号、メールアドレスを書くことで、ビジターパスが簡単に発給された。申請は無料。

会場は二つのエリアに分かれていた。特設会場は企業の展示ブース、パレス内では各企業のトップや研究者などによる会談などが行われていた。

会場に入ってまず目に止まったのは、今回のサミットのテーマの一つである”バイオテクノロジー”系の企業「Biocon」のブース。バンガロールに本部を置くバイオ医薬品大手メーカーで、バイオサイエンスのプロフェッショナルを育成する「Biocon Academy」を紹介していた。

biocon

こちらは「Workbench Projects」のブースに展示されていた3Dプリンター。建築業界のシミュレーションに用いられたり、医療業界では臓器の模型に用いられたりするなど、様々な分野での導入が進んでいる。

3Dプリンターを展示しているブースでは、どれだけ正確にプリンティングできるかを競うかのように、多くの企業がサンプル品を展示していた。

こちらは「HyCube Works」社のスマホで撮影した画像を、写真ではなく3Dプリンターによって復元するというもの。光に当てると撮ったままの画像が浮かび上がるようになっており、今後、様々な用途に用いられるかもしれない。

LEDで植物を栽培する技術。天候に関係なく栽培できると話題になった。

日本関連としては、親会社を日本に置く「日印ソフトフェア」(バンガロール)がブースを出していた。品質・顧客管理システムはインドでも急速に需要が拡大しており、多くの企業がクラウド型管理システムを展示していた。

バンガロール・パレス内では各企業のトップがスマートシティ構想、AI、ブロックチェーン、アグリプラットフォームなど、20以上もの議題について話し合われた。

バンガロールテックサミット

スタートアップも数百社が出展しており、多くはITとバイオテクノロジーに関わる事業を紹介していた。今回は日本政府も協賛しており、来年は多くの日本企業の展示が見られることを期待したい。

written by  磯巧磨

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