エドテックスタートアップの「Byju’s」、評価額が54億ドルに急上昇

EdTech(教育テクノロジー)企業の「Byju’s」が、米プライベート・エクイティ企業「General Atlantic」から2500万ドル(約28億円)の追加出資を受けたことが明らかになった。これにより、同社の評価額は54億ドル(約5940億円)規模に急上昇し、「Flipkart」(Eコマース)、「Paytm」(電子決済)、「Ola」(配車サービス)に次ぐインドで4番目に大きいインターネット・スタートアップとなった。

昨年12月、南アフリカの「Naspers Ventures」(メディア大手「Naspers」の投資部門)およびカナダ公的年金運用機関の「CPPIBから資金調達した際、同社の評価額は36億ドルであった。また、2018年初めには10億ドル程度と評価されていたため、この1年間で同社の評価額は5倍超に膨れ上がったことになる。

Byju Raveendran氏(37歳)が2011年にバンガロールで創業した「Byju’s」だが、同氏のビジネスはIIMs(インド経営大学院)の共通入学試験対策クラスの運営から始まった(2007年〜)。2009年、同氏の生徒たちがビジネスに関わるようになり、2011年には「Think & Learn Private Limited」として法人登記。設立当初はタブレットを使用した教育プログラムを提供していたが、2015年にローンチしたモバイルアプリが評判となり、以後、「Facebook」のマーク・ザッカーバーグCEOと妻のプリシラ・チャンさんが設立した財団「CZI(チャン・ザッカーバーグ・イニシアチブ)」、米ベンチャーキャピタル大手「セコイア・キャピタル」、中国IT大手「テンセント」などから資金を調達するなど、ビジネスを急拡大させてきた。

Byju’s」のオンライン動画教育サービスは、プログラムの充実度、リーズナルブルな受講料、映像の質の高さ等が特に評価されている。サービス対象は小学校4年生から上級中等学校(大学準備課程)の12年生までで、科目別授業のほか、IIT(インド工科大学)の共通入学試験コースなどを提供している。

written by 編集部

関連リンク
https://economictimes.indiatimes.com/small-biz/startups/newsbuzz/byjus-value-at-5-4bn-via-new-25m-round/articleshow/68517172.cms

バンガロール視察ツアーはこちら
バンガロール視察ツアー