バンガロール視察ツアーリポート

2019年1月18、19日で開催された、バンガロール視察ツアーをレポートします。

バンガロールのシリコンバレーと呼ばれるITパークには、多くのテクノロジー関連企業がオフィスを構えています。

ITパーク

まず最初に向かったのが、ITパーク「Prestige Tech Park」内に拠点を構える米オラクル社です。インド人担当者から現地の事業内容などについてご説明いただきました。インド進出の際に必要となるITエンジニア獲得についての話ができるのは貴重な機会です。さらにオラクルのソフト面と日本のハード面の強さでコラボレーションしたい企業には良い機会となるはずです。

オラクルオラクル

次に訪れたのが、日本企業が経営するインド初の総合病院として知られるサクラ・ワールド・ホスピタル。同病院は脳・神経系、心臓系、消化器系の疾患を中心に、高度急性期医療に対応する高性能の医療機器と入院・手術設備を持つ、294床の総合病院です。

さくらホスピタル

インドの医療診察は基本自費(保険3割、自己負担7割)で、同院にかかる患者の7割が保険に入っています。先進国と比べるとインド人はまだ経済的にゆとりがないため、現在は日本製の医療機器よりもインド製の方が「安価で仕入れやすい」という事情があります。そのため、インドでは安価で高性能な医療機器へのニーズが増えています。MRI検査費用は約7000ルピー(約11000円)と高く、数百ルピーで検査ができる機器などを求めているようでした。
さくらホスピタル

同院には日本語を話せるスタッフもいるので、日本人駐在員の方にとっては、心強い味方となっています。

次に「ナスコム」(全国ソフトウェア・サービス企業協会)に向かいました。インドの主要IT関連企業が加盟している団体です。

ナスコムナスコム

加盟企業の多くは、外国からの企業と人材のマッチングである「ITアウトソーシング(ITO)」「ビジネスプロセスアウトソーシング(BPO)」を主な業務としています。さらにスタートアップへの出資や、組織化のサポート、ワーキングスペースの貸し出しなど、インキュベーターとしての役割も担っています。

ベンチャー企業は自社プロダクトのプレゼンテーション(1社10分)を行い、審査に通るとナスコムの支援を受けることができます。2年間スタートアップとしての「課題」を与えられ、それらを達成できると、追加出資や企業のマッチングサービスなどを受けられます。ちなみに、1日に約60社がナスコムを訪れるそうです。

現在、多くの日本企業が「ナスコム」に関心を示しており、日本で「ナスコム」主催のセミナーが開催されることもあります。日本の大手企業とコラボレーションしたり、人材のマッチングを行ったりしています。「ナスコム」は、インド進出を真剣に検討している企業にとっては多くのことを学べる組織です。

ツアーの夕食は「PunjabBistro」というバンガロールで有名なインド料理店で取ります。せっかくのインド訪問ですので、ツアー参加者全員で本場インドカレーを味わいました。日本のカレーと異なり、スパイスがかなり効いていますが、参加者には好評でした。ツアーではお客様の希望に応じてレストランをアレンジすることも可能ですので、遠慮なく仰ってください。

インドカレー

食後、インド唯一の日本人経営の語学学校「スパイスアップアカデミー」も訪問しました。

斎藤氏

日本人オーナーの斎藤社長は、学校経営を初めて5年目。語学だけでなく、インドに進出する日本企業の駐在員向けの研修なども行っています。「スパイスアップアカデミー」では、今後のインド市場などについてもお話を伺うことができました。

弊社のバンガロール視察ツアーではこの他にも様々な見所をまわり、現地スペシャリストの話を聞きながら、バンガロールの経済状況やトレンドをウォッチすることができます。今回は一部訪問先をレポートさせていただきましたが、実際にお越しいただき、リアルなバンガロールを体験していただきたく思っております。多くの皆様のご参加をお待ちしております。

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